「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会12日目、男子シングルス準々決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードのアレクサンダ…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会12日目、男子シングルス準々決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦。第1セットは7-5でジョコビッチが先取した。

両者は過去に4度対戦しており、2勝2敗のイーブン。ここまで1回戦から全てストレートで勝利してきているジョコビッチが、グランドスラム4大会連続優勝に向けてズベレフを撃破することができるのか、注目が集まる。

第1セットはジョコビッチのサービスゲームから始まった。序盤から両者サービスゲームをキープし合う展開が続いた。

第3、第5ゲームでズベレフにブレークポイントを握られたが、いずれもジョコビッチがしのぎ、キープする。

守りに入らずに攻め続けるズベレフにポイントリードされる場面が多々あるが、ズベレフのミスとジョコビッチの高いディフェンス力でいずれもしのぎきってきた。

しかし、第9ゲームで30-40とされると、24本のラリーの末にジョコビッチのショットがわずかにサイドアウトとなり、ブレークを喫してしまった。

第10ゲームがズベレフのサービング・フォー・ザ・セットとなったが、ここでジョコビッチがこの試合初となるブレークポイントを握ると、チャンスをしっかりと活かしてブレークバックに成功。ゲームカウント5-5とイーブンに戻した。

そして第11ゲームをキープしたジョコビッチが、続く第12ゲームで再びズベレフのサービスゲームを破り、7-5で第1セットを先取した。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのジョコビッチ

(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)