日本ハムの大谷翔平投手が6日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で今季初の1試合2本塁打をマークした。チームは8-1で大勝し、連敗を2でストップ。ソフトバンクの優勝マジック点灯を阻止し、再び5ゲーム差に縮めた。■対ホークスは今季8本塁打、8-…

日本ハムの大谷翔平投手が6日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で今季初の1試合2本塁打をマークした。チームは8-1で大勝し、連敗を2でストップ。ソフトバンクの優勝マジック点灯を阻止し、再び5ゲーム差に縮めた。

■対ホークスは今季8本塁打、8-1大勝導く

 日本ハムの大谷翔平投手が6日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で今季初の1試合2本塁打をマークした。チームは8-1で大勝し、連敗を2でストップ。ソフトバンクの優勝マジック点灯を阻止し、再び5ゲーム差に縮めた。

 打者・大谷が大暴れした。「3番・DH」でスタメン。1点リードの3回無死一塁。千賀の高めに浮いた148キロ直球に反応。詰まりながらも15号2ランを左翼の本塁打テラスへ打ち込むと、驚愕のパワーを見せたのは4点リードの6回1死二塁だ。左腕・嘉弥真の138キロ直球を捉えバックスクリーン左へ弾丸ライナーで16号2ラン。今季初の1試合2本塁打&4打点の大活躍を見せた。

 1年前の雪辱だ。昨年8月4日からのソフトバンク3連戦(ヤフオクドーム)。初戦に中10日で先発したが、7回に自己ワーストタイの1イニング5失点。6回1/3で7失点KOされた。翌5日にホークスの優勝マジック38が点灯。大谷の屈辱的な敗戦からチームは3連敗を喫した。この日も負けか引き分けでホークスの優勝マジックが点灯する一戦。破壊力十分の打撃で阻止した。

 通常、登板1日前は投手調整となるため、7日も野手として出場する見通しだ。日本最速163キロの剛速球は魅力十分だが、今季の対ソフトバンク戦は打率.417(48打数20安打)、8本塁打、13打点。首位を走るホークスには好調の打者・大谷の方が脅威に違いない。急成長を見せる大谷のバットがパ・リーグをさらに熱くしてくれそうだ。