「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会7日目、女子シングルス3回戦でカテリーナ・シニアコバ(チェコ)と対戦する第1シードの大坂なおみ(日本/…
「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会7日目、女子シングルス3回戦でカテリーナ・シニアコバ(チェコ)と対戦する第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)。その大坂が2回戦後にWOWOWのスタジオに登場し、フランスについての思いを語った。
大坂は真珠のピアスをつけて試合に出ることが多かったが、今回は「Oui」(フランス語で「Yes」の意味)の文字をかたどったピアスを右耳につけている。
(左耳のピアスとネックレスはいつもと同じ真珠のもの)
また、2回戦を終えたあとのオンコートインタビューでは、最後に会場のファンに向けて「メルシー(ありがとう)」とフランス語で感謝を述べていた。
こうした様子を何か理由があるのか、と聞かれた大坂は「理由は2つあります。1つ目はいつもフランスのファンが私を応援してくれているので、感謝の気持ちを伝えたいからです。2つ目は私の父がハイチ出身で、そこがフランス語圏なので、頑張らなきゃという気持ちがあるからです」と笑顔で答えている。
大坂はこれまでクレーコートを苦手としており、「全仏オープン」にも2016年から毎年出場しているが、3回戦、1回戦、3回戦で敗退とまだベスト16進出はない。
今年はクレーコートに向けた練習をこなしてきたという大坂は、ドロップショットから前に出るプレーなど、赤土で必要となる戦い方を身につけて試合に臨んでいる。
次戦のシニアコバとは1度対戦して大坂が勝利しているが、それはハードコートでの成績。クレーコートで見事勝利し、同大会初となる3回戦突破、ベスト16進出を果たせるのか、そしてもちろん、グランドスラム3大会連続制覇なるのか、注目が集まる。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全仏オープン」での大坂なおみ
(Photo by Mustafa Yalcin/Anadolu Agency/Getty Images)