「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦。第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が6-4、6(6)-7、6-3、4-…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦。第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が6-4、6(6)-7、6-3、4-6、8-6で第31シードのラスロ・ジェレ(セルビア)を破り、5年連続ベスト16進出を果たした。

4時間26分の死闘となったこの試合。スタッツ上でも多くの項目が僅差となった。しかし勝利した錦織がファーストサーブ成功率、ファーストサーブポイント獲得率、セカンドサーブポイント獲得率のいずれもでわずかに上回った。

それによりブレークポイントの頻度がジェレより多く、成功した割合は同じながら錦織の方が3つブレークが多かった。

その錦織の4回戦の相手はブノワ・ペール(フランス)。ペールとは昨年の「全仏オープン」2回戦でも対戦しており、そのときは錦織が勝利したもののフルセットにもつれた。また、1、2回戦に続いて地元フランス勢との試合であり、タフな戦いが予想される。

仮にこの3回戦同様、競った試合になっても持ち前の勝負強さで上回り、自身3度目となるベスト8進出を期待したい。

【錦織 対 ジェレ 主なスタッツ】

◆錦織

サービスエース         7本

ダブルフォルト         6本

ファーストサーブ成功率     66%

ファーストサーブポイント獲得率 69%

セカンドサーブポイント獲得率  50%

ブレークポイント勝率      9/21

ウィナー            48本

アンフォーストエラー      48本

◆ジェレ

サービスエース         11本

ダブルフォルト         6本

ファーストサーブ成功率     60%

ファーストサーブポイント獲得率 64%

セカンドサーブポイント獲得率  49%

ブレークポイント勝率      6/14

ウィナー            58本

アンフォーストエラー      64本

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」での錦織圭

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)