「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が第31シードのラスロ・ジェレ(セル…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が第31シードのラスロ・ジェレ(セルビア)と対戦。第1セットは6-4で錦織が先取した。

両者は今回が初の対戦。ジェレは2月のクレーコート大会「ATP500 リオデジャネイロ」の初戦で「次世代クレーキング」とも目されるドミニク・ティーム(オーストリア)をストレートで破り、自身初のツアー優勝を飾っている。クレー巧者のジェレを撃破し、4回戦進出を果たせるのか、期待がかかる。

第1セットは錦織のサービスゲームから始まった。安定したプレーを繰り出す錦織は危なげなく第1ゲームをラブゲームでキープし、好調な滑り出しを見せた。

第4ゲームでブレークポイントをしのがれた錦織は、続く第5ゲームでブレークを喫するも、直後にブレークバックに成功してリードを作らせない。

そしてお互いにサービスゲームをキープして迎えた第10ゲーム。錦織が30-0とポイントリードされたところから一気に追い上げてブレークし、第1セットを6-4で先取した。

第1セットの錦織のファーストサーブ成功率は92%を記録。1ブレークされたものの、安定したサービスゲームを展開している。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 ローマ」での錦織

(Photo by Giuseppe Maffia/NurPhoto via Getty Images)