「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会5日目、女子シングルス2回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界43位のビクトリア・アザレ…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会5日目、女子シングルス2回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界43位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦。第1セットは4-6で大坂が落とした。

両者は過去に2度対戦しており、1勝1敗とイーブン。しかしクレーコートでは大坂が前年2018年の「BNL イタリア国際」で勝利を挙げている。1回戦後の記者会見では「今年一番難しい試合のひとつになるかもしれません」と語っていた大坂。1回戦は0-6で第1セットを落としたところからの逆転劇を見せていた大坂だが、今回は序盤から彼女らしいプレーを見せ、勝利することが期待される。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。ミスが多く第1ゲームでいきなりのブレークを喫した大坂。第3ゲームでもアザレンカに鋭いバックハンドを決められてブレークポイントを握られると、ここもしのぎきることができずに序盤3ゲームを連取され、2ブレークダウンとされた。

第4ゲームでもチャンスを作れなかった大坂だが、第5ゲームでは強烈なサーブを決めてサービスゲームをキープし、ゲームカウント1-4とする。

少しずつ調子を上げてきた大坂は、アザレンカのサービング・フォー・ザ・セットとなった第8ゲームでブレークに成功。1つブレークを返してゲームカウント3-5とした。

しかし、アザレンカの2度目となるサービング・フォー・ザ・セットでブレークを返すことができず、第1セットを4-6で落とした。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」での大坂なおみ

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)