「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会2日目、男子シングルス1回戦で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)は予選勝者の世界180位ヤニック・ハンフマン(ドイツ)と対戦。6-2、6-1、6…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会2日目、男子シングルス1回戦で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)は予選勝者の世界180位ヤニック・ハンフマン(ドイツ)と対戦。6-2、6-1、6-3でナダルが勝利し、15年連続初戦突破を果たした。試合時間は1時間57分。

両者は今回が初の対戦。前人未踏のV11を誇るナダルが、自身の記録をさらに更新するために初戦に挑んだ。序盤で手こずる場面もあったが、そこから盛り返すと盤石のプレーで勝利を手にした。

第1セットの第1ゲームでいきなり4本のブレークポイントを握られたナダル。立ち上がりからあわやと思われたが、このピンチをしのぎきると、第2ゲームでブレークに成功。さらに第8ゲームでもブレークに成功し、6-2で第1セットを先取した。

第2セットでもナダルがハンフマンを圧倒。第2、第6ゲームでブレークしたナダルが6-1で第2セットを連取。このセットではハンフマンにブレークチャンスを1本も与えなかった。

第3セットになってもナダルが主導権を握る。第3ゲームでブレークしたナダルがそのままリードを保ち、最後もハンフマンのサービスゲームを破って6-3で第3セットを奪い、勝利を決めた。

結局ナダルが握られたブレークポイントは、第1セット第1ゲームの4本のみの圧勝だった。

勝利したナダルはヤニック・マデ(ドイツ)と2回戦で対戦する。マデはキマー・コペヤンス(ベルギー)を破っての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのナダル

(Photo by Adam Pretty/Getty Images)