「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会1日目。男子シングルス1回戦で、第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が世界110位のマクシミ…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会1日目。男子シングルス1回戦で、第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が世界110位のマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)と対戦。チチパスが6‐2、6‐2、7‐6(4)で勝利し2回戦へ進出した。試合時間は1時間48分。

今シーズン、クレーコートでも「ATP250 エストリル」で優勝、「ATP1000 マドリード」で準優勝、「ATP1000 ローマ」でベスト4と大躍進しているチチパスが初戦で完勝を飾った。

ファーストサーブポイント獲得率は91%、セカンドサーブポイント獲得率でも66%を記録。隙の無いサービスゲームを展開し、昨年の「全仏オープン」でノーシードからベスト16へ進出したマルテレルに一度もブレークポイントを握らせなかった。一方で自身は6本中4本のチャンスをものにし、効率良くブレークを奪った。

ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、チチパスは試合後「とても満足している」「第1、第2セットは自分がしたいと思っていた以上に上手くプレーできた」とコメントしている。

チチパスはこれが「全仏オープン」3度目の出場で、世界39位で臨んだ昨年は2回戦敗退だった。今大会もポイントを積み重ねる余地が大幅にあり、どこまで駆け上がるか注目される。

そのチチパスは2回戦で、世界92位のウーゴ・デリエン(ボリビア)と対戦予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのチチパス

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)