「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会初日。女子シングルス1回戦で、第5シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)が世界81位のアナスタシア・…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会初日。女子シングルス1回戦で、第5シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)が世界81位のアナスタシア・ポタポワ(ロシア)と対戦。ケルバーは4‐6、2‐6で敗れ初戦敗退となった。試合時間は1時間13分。

今年の「全仏オープン」センターコートのオープニングマッチとなったこの試合で、いきなり波乱が起きた。

2016年に「全豪オープン」と「全米オープン」、2018年に「ウィンブルドン」を制し、キャリアグランドスラム達成までこの「全仏オープン」を残すのみだったケルバー。そのケルバーが18歳の「全仏オープン」初出場の選手に不覚を取った。

ブレーク合戦となった第1セットをケルバーは僅差で落とすと、第2セットはポタポワの強打におされ0‐4と追い詰められる。そこから1ブレークを返し、追いつくチャンスがあったもののしのがれると、力尽きた。

2018年「全米オープン」を当時20歳で制した大坂なおみ(日本/日清食品)や、今年の「全豪オープン」でベスト16へ進出した17歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)をはじめ、若手が台頭してきた女子テニス。ケルバーから金星をあげた18歳のポタポワが、この「全仏オープン」でどこまで活躍するか注目される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ムトゥア マドリード・オープン」でのケルバー

(Photo by Julian Finney/Getty Images)