「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~6月9日/クレーコート)の大会1日目、男子シングルス1回戦で第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界153位のカンタン・アリス(フランス)と対戦…
「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~6月9日/クレーコート)の大会1日目、男子シングルス1回戦で第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界153位のカンタン・アリス(フランス)と対戦。6-2、6-3、6-4のストレートで錦織が勝利した。
勝利した錦織はジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)とペーター・ゴヨブチック(ドイツ)の勝者と2回戦で対戦する。
第3セットは第1、第2セットを連取した錦織のサービスゲームからスタート。第1ゲームで30-40とブレークポイントを握られると、アリスに強烈なダウン・ザ・ラインを決められてブレークを喫してしまった。第3ゲームは危なげなくキープするも、序盤で1ブレークダウンと追う立場に。
さらに第5ゲームでも30-40とピンチを迎えた錦織。ここは前に出てフォアを決めてしのぎ、キープした。
第6ゲームでブレークバックに成功した錦織だが、続く第7ゲームで再び15-40とブレークポイントを握られてしまうと、しのぎきることができずにまたも1ブレークダウンとされる。
続く第8ゲームで錦織がまたしてもチャンスをつかむと、ここでアリスがダブルフォルト。錦織がブレークバックに成功し、ゲームカウント4-4のイーブンに戻した。
そして第9ゲームをキープした錦織が第10ゲームでアリスのサービスゲームを破り、6-4で第3セットを奪って勝利を決めた。
錦織はアンフォーストエラーが第1セットで5本、第2セットで4本と驚異的な少なさを見せていた。第3セットでは先行され9本に増えたが、しっかりと追い上げて勝利をものにした。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全仏オープン」での錦織
(Photo by Clive Mason/Getty Images)