「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会1日目。男子シングルス1回戦で、第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界153位のカンタン・アリス(…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会1日目。男子シングルス1回戦で、第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界153位のカンタン・アリス(フランス)に6-2、6-3、6-4のストレートで勝利し、同大会5年連続で初戦を突破した。その錦織が、試合後のインタビューに答えた。

試合を振り返って錦織は「1、2セット目は完璧でしたね。相手のミスもありましたが、自分も良いプレーができていました。3セット目は少し手こずりました。彼のプレーも良くなってきましたし、自分の球が浅くなって攻められ始めました。なるべく自分から重いボールを打って、攻められないように意識しました」と語った。

また、クレーで心がけていることについては「守りだけにならないことは特に今日は意識しました。良い形で前に入って打てたり、相手の浅いボールを逃さずにプレーすることができたので、良くなっているかなと思います」と語った。

勝利した錦織はジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)とペーター・ゴヨブチック(ドイツ)の勝者と2回戦で対戦する。それについては「ツォンガは強い選手です。何度も戦っていますが、タフな試合になると思います。でも、自分の良いプレーをなるべく心がけて、しっかり休んで次の試合に臨みたいと思います」と答えた。

錦織の2回戦は大会4日目、5月29日に開催予定。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」での錦織圭

(Photo by Clive Mason/Getty Images)