「BNL イタリア国際」(イタリア・ローマ/5月13~19日/クレーコート)の大会5日目。女子シングルス準々決勝で、第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第6シードの世界4位キキ・バーテン…

「BNL イタリア国際」(イタリア・ローマ/5月13~19日/クレーコート)の大会5日目。女子シングルス準々決勝で、第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第6シードの世界4位キキ・バーテンズ(オランダ)と対戦する。試合は日本時間19時に開始予定だ。

大会3日目の雨天順延の影響で、昨日に初戦と3回戦を同日2連戦した大坂。初戦となった2回戦では世界33位のドミニカ・チブルコバ(スロバキア)に、3回戦は世界29位のミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)にいずれも快勝した。

そして迎える、バーテンズとの準々決勝。大坂はバーテンズとは過去1勝1敗だ(2018年「WTAファイナルズ」での大坂の途中棄権も含む)。バーテンズは前週の「ムトゥア マドリード・オープン」でキャリア通算9個目のタイトルを獲得。ダブルスも得意とするクレー巧者が、シングルス世界ランキングをキャリアハイの4位とし勢いに乗ってきている。

対する大坂は、世界2位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が今大会2回戦で敗退したことにより、26日に開幕する「全仏オープン」に第1シードとして出場することが確定している。自身は前週のマドリードで「私はみなさんにランキングのことはあまり気にしないと言いますが、正直、ぜひとも『全仏オープン』で世界No.1としてプレーしたいんです。グランドスラムではまだ第1シードとしてプレーしたことがないので」と胸の内を明かしていた。

また一つ大きな目標を実現した大坂が、さらにのびのびとしたプレーを見せてくれることに期待したい。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNL イタリア国際」での大坂なおみ

(Photo by Adam Pretty/Getty Images)