「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)の大会5日目、男子シングルス3回戦で、第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界51位ヤン レナード・ストルフ(ド…

「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)の大会5日目、男子シングルス3回戦で、第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界51位ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)と対戦。第1セットを3-6で落とした錦織が、第2セットを7-6(2)で奪い返した。

第2セットは錦織のサービスゲームから。第1セットを落とした錦織は、なんとかリターンでポイントを奪おうと走ってボールを追うが、ストルフの絶妙なボレーの前にチャンスをつかむことができない。

さらに第5ゲームでも15-40とされた錦織は、このピンチをしのぐことができず、第2セットも1ブレークダウンと追う立場とされた。

続く第6ゲームで15-40とこの試合初となるブレークポイントを握った錦織。ここでサイドラインギリギリのリターンが決まってブレークバックに成功。ゲームカウント3-3とする。

そしてここから両者ブレーク合戦が続く。第6ゲームでブレークバックした錦織を第7ゲームでストルフが突き放し、第8ゲームで錦織が追いついて第9ゲームでストルフが突き放し、と珍しい展開が続いた。

ゲームカウント4-5で迎えた第10ゲームがストルフのサービング・フォー・ザ・マッチとなったが、ここでも錦織が3度目となるブレークバックに成功。ゲームカウント5-5のイーブンに戻した。

続く第11、第12ゲームをお互いにキープし、第2セットはタイブレークに突入した。第2セットの中盤から粘りのプレーを見せる錦織がタイブレークを取って第3セットへ望みを繋いだ。

錦織は第2セット中盤からストルフのサーブにリターンが合い始め、粘り強さを見せた。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第3セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マドリード」での錦織圭

(Photo by Legan P. Mace/SOPA Images/LightRocket via Getty Images)