「BNL イタリア国際」(イタリア・ローマ/5月13~19日/クレーコート)の大会4日目、女子シングルス3回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界29位のミハエラ・ブザネスク(ルー…

「BNL イタリア国際」(イタリア・ローマ/5月13~19日/クレーコート)の大会4日目、女子シングルス3回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界29位のミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)と対戦。6-3、6-3で大坂が勝利し、準々決勝進出を果たした。

勝利した大坂は、第6シードのキキ・バーテンズ(オランダ)と準々決勝で対戦する。バーテンズはカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)を破っての勝ち上がり。

第2セットはブザネスクのサービスゲームから。第1ゲームで大坂はデュースに持ち込んで粘りを見せる。3度のブレークチャンスを得ながらもここはブザネスクにしのがれた。しかし第3ゲームをラブゲームでブレークし、第1セットと同様に序盤でリードを作った。

しかし第6ゲームで30-40と、ブザネスクにこの試合初となるブレークポイントを握られると、ネット際の攻防の末にブレークを喫し、ゲームカウント3-3と追いつかれる。

なんとかもう一度リードを作りたい大坂は、続く第7ゲームでブレークのチャンスを握ると、ラリーの末にこのチャンスを活かし、再び1ブレークアップとした。そしてブレーク直後の第8ゲームをラブゲームでキープし、リードを保つ。

そしてゲームカウント5-3で迎えた第9ゲームで、またもブザネスクのサービスゲームを破った大坂が6-3で第2セットを連取して勝利を決めた。

またシモナ・ハレプ(ルーマニア)が2回戦で敗退したことにより、大坂は26日に開幕する「全仏オープン」に第1シードとして出場することが確定している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNL イタリア国際」での大坂なおみ

(Photo by Adam Pretty/Getty Images)