「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)の大会5日目、男子シングルス2回戦で、第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界52位テイラー・フリッツ(アメリカ…

「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)の大会5日目、男子シングルス2回戦で、第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界52位テイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦。錦織が6‐2、6‐4で勝利し3回戦へ進出した。

勝利した錦織は現在対戦中の第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)とヤン レナード・ストルフ(ドイツ)の勝者と3回戦で対戦する。3回戦は現地時間の同日に行われる予定。

第2セットもフリッツのサービスゲームから。第1セットを先取した錦織が第1ゲームで粘りを見せてデュースまで追い上げ、ブレークに成功する。第2ゲームでブレークバックを喫するも、第3ゲームで再びブレークし、ゲームカウント2-1とした。

ここからは錦織がブレーク1つのリードを保ったままお互いにサービスゲームをキープする展開に。

そしてゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・マッチとなった。ここをしっかりと守り切り、6-4で第2セットを連取して勝利を決めた。

錦織はこの試合、5本のチャンスのうち4本をものにし、試合が長引きやすいクレーながら1時間12分の短時間省エネで快勝。ダブルヘッダーとなる3回戦へ向けて良い形で初戦を終えた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マドリード」での錦織圭

(Photo by David S. Bustamante/Soccrates/Getty Images)