「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)の大会5日目、男子シングルス2回戦で、第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界52位テイラー・フリッツ(アメリカ…

「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)の大会5日目、男子シングルス2回戦で、第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界52位テイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦。第1セットは6-2で錦織が先取した。

この試合は当初15日に行われる予定だったが、現地の雨のために順延となっている。錦織はこの試合に勝利した場合、続く3回戦を同日に行う予定。

両者は過去に2度対戦しており、錦織が2勝0敗と負け無し。しかし、直近の対戦となった4月の「ATP500 バルセロナ」では、第1セットで1-4とリードされる場面もあり、侮ることはできない相手。「全仏オープン」の前哨戦となるこの大会で無事に初戦を突破し、次に繋げていくことができるのか、期待がかかる。

第1セットはフリッツのサービスゲームから始まった。第1ゲームでブレークポイントを握った錦織は、ロングラリーを制していきなりのブレークに成功。第2ゲームでブレークポイントを握られるも、ドロップショットを駆使してデュースに持ち込み、キープした。

さらに勢いに乗る錦織は第5ゲームをラブゲームでブレークし、2ブレークアップとリードを広げると、第6ゲームもキープしてゲームカウント5-1とした。

続く第7ゲームでサーブに苦しむフリッツのミスもあってデュースに持ち込んだ錦織。セットポイントを握ったが、ここはフリッツにしのがれる。しかし続く第8ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・セットとなった。そしてこのゲームを守り切った錦織が6-2で第1セットを先取した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マドリード」での錦織圭

(Photo by David S. Bustamante/Soccrates/Getty Images)