「BNL イタリア国際」(イタリア・ローマ/5月13~19日/クレーコート)の大会4日目、女子シングルス2回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界33位のドミニカ・チブルコバ(スロ…

「BNL イタリア国際」(イタリア・ローマ/5月13~19日/クレーコート)の大会4日目、女子シングルス2回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界33位のドミニカ・チブルコバ(スロバキア)と対戦。第1セットは6-3で大坂が先取した。

この試合は当初15日に行われる予定だったが、現地の雨のために順延となっている。大坂はこの試合に勝利した場合、続く3回戦を同日に行う予定。

両者は過去に3度対戦しており、大坂が3勝0敗と連勝中で、直近の「ムトゥア マドリード・オープン」でもストレートで勝利している。「正直、ぜひとも『全仏オープン』で世界No.1としてプレーしたいんです。グランドスラムではまだ第1シードとしてプレーしたことがないので」と語っていた大坂。無事に初戦を突破し、「全仏オープン」第1シードの夢に向けて前進することができるのか、期待がかかる。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。第2ゲームで15-40と早速のチャンスをつかんだ大坂。しかしここはチブルコバにしのがれた。それどころか第3ゲームでラブゲームでのブレークを喫してしまう。

追う立場となった大坂だが、直後の第4ゲームですぐさまブレークバックに成功し、ゲームカウント2-2とする。第5ゲームでまたもチブルコバにブレークポイントを握られたが、今度は大坂がしっかりと守りきってキープした。

第6、第7ゲームとお互いにブレークポイントをしのぎあったが、第8ゲームでついに大坂がデュースの末にブレークに成功し、ゲームカウント5-3とリードを作った。

そして大坂のサービング・フォー・ザ・セットとなる第9ゲーム、チブルコバの猛攻をしのいだ大坂が6-3で第1セットを先取した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ムトゥア マドリード・オープン」での大坂なおみ

(Photo by David S. Bustamante/Soccrates/Getty Images)