「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)に第6シードで出場する錦織圭(日本/日清食品)。現地の大会前記者会見で意気込みを話した。錦織の今シーズンのクレーコート戦績は4勝3敗。4月末の「ATP500 バル…

「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)に第6シードで出場する錦織圭(日本/日清食品)。現地の大会前記者会見で意気込みを話した。

錦織の今シーズンのクレーコート戦績は4勝3敗。4月末の「ATP500 バルセロナ」では復調の兆しを見せベスト4へ進出したが、直近の「ATP1000 マドリード」では3回戦で好調のスタン・ワウリンカ(スイス)に力負けした。

そして迎える「ATP1000 ローマ」、錦織は今回が7回目の出場となる。過去の最高成績は2016年のベスト4だ。

錦織は大会前の記者会見で、今大会のサーフェスについて「先週(マドリード)に比べてですけど、コートはちょっとソフトというか。結構フレンチ(全仏オープン)とかマドリードは硬めですけど、ここはそれに比べてはちょっと遅いと思います」と話した。

「先週は標高が高かったり、ボールが飛んだりっていうのはちょっと特殊ではありましたけど。今週は比較的好きなサーフェスではあります」

また自身のプレーについては「自分のプレースタイルは、こうしたいっていうのはあんまり変わってないですね」と話し、次のように続けた。

「自分のテニスの調子や自信だったり、サーフェスとか色々なことが関係してきますが。目指してるテニスというのは大きく目標はありますけど、出来る時と出来ない時があるので、それをなるべく出来るようにもっていくのが試練かなと思います」「攻撃的に、前に出るのも増やしたいですし、その気持ちは変わっていないです」

ローマで第6シードの錦織は、1回戦免除。初戦となる2回戦では、世界21位ギド・ペラ(アルゼンチン)対予選勝者の世界52位テイラー・フリッツ(アメリカ)の勝者と対戦することなる。

「全仏オープン」前最後の大会で、錦織がどこまで勝ち上がりなるか注目される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 ローマ」での錦織

(Photo by Adam Pretty/Getty Images)