「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月5~12日/クレーコート)の大会7日目。男子シングルス準決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードのドミニク・テ…

「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月5~12日/クレーコート)の大会7日目。男子シングルス準決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦。ジョコビッチが7‐6(2)、7‐6(4)で勝利し、決勝へ進出した。試合時間は2時間22分。

両者の過去の対戦成績はジョコビッチの5勝2敗。直近の2試合(いずれもクレーコート)はティームに敗れていたが、今回はジョコビッチが上回った。

第1シードと第5シードによる準決勝は締まった試合に。ジョコビッチは2セットとも先にブレークを許し、第2セット第12ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチでは、この日唯一のダブルフォルトでブレークバックされるなど、ティームから大きなプレッシャーを受けた。

それでもタイブレークでは落ち着いたプレーで世界1位の意地を見せ、「ATP500 バルセロナ」から8連勝でマドリード2年連続準優勝のティームを破った。

ジョコビッチはこれで同大会2016年以来3年ぶりの決勝進出に。決勝では3度目の優勝を狙う。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マドリード」でのジョコビッチ

(Photo by Julian Finney/Getty Images)