5月12日に開幕する「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)。その大会ドローが発表され、第6シードの錦織圭(日本/日清食品)は1回戦免除。初戦となる2回戦…

5月12日に開幕する「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)。その大会ドローが発表され、第6シードの錦織圭(日本/日清食品)は1回戦免除。初戦となる2回戦では、世界26位ギド・ペラ(アルゼンチン)対予選勝者の勝者と対戦することが決まった。

ペラは今年2月のクレーコート大会「ATP250 サンパウロ」でキャリア初優勝。今シーズンクレーコートでは20勝7敗の戦績を誇るクレーコーターだ。錦織とは当たれば今回が初対戦となる。

一方の錦織の今シーズンのクレーコートの戦績は4勝3敗。「ATP500 バルセロナ」では復調の兆しを見せベスト4へ進出したが、「ATP1000 マドリード」では3回戦で好調のスタン・ワウリンカ(スイス)に力負けを喫した。

また錦織とシード勢が順当に勝ち上がった場合、3回戦で第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)、準々決勝で第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、決勝で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する可能性がある。

錦織の同大会最高成績は2016年のベスト4で、2018年はベスト8進出を果たしている。「全仏オープン」前最後の出場予定大会で期待の持てる結果を残せるか注目される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 バルセロナ」での錦織

(Photo by David Ramos/Getty Images)