「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月5~12日/クレーコート)の大会5日目。男子シングルス3回戦で第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界34位のスタン・ワウリンカ(ス…
「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月5~12日/クレーコート)の大会5日目。男子シングルス3回戦で第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界34位のスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦。3-6、6(3)-7で錦織が敗れ、ベスト8進出はならなかった。試合時間は1時間35分。
この試合で目立ったのはワウリンカのサービスゲームの数字だ。ファーストサーブでは82%、セカンドサーブでも75%、サービスゲーム全体で79%と高いポイント獲得率を誇った。
また、錦織がリターンできたのは63%のみ。4本以内のラリーでは錦織が30ポイントだったのに対し、ワウリンカは47ポイントと大差がつき、リターンできても3球目でワウリンカに決められる場面が多く見られた。
錦織は第1セットでは、ワウリンカのサービスゲームで2ポイントしか奪えず。第2セットはパワーで押されながらも耐えてタイブレークに持ち込んだが、スマッシュとドロップショットのミスが響き、小さなチャンスを手繰り寄せることができなかった。
【錦織 対 ワウリンカ 主なスタッツ】
◆錦織
サービスエース 1本
ダブルフォルト 1本
ファーストサーブ成功率 63%
ファーストサーブポイント獲得率 76%
セカンドサーブポイント獲得率 42%
ブレークポイント勝率 0/1
ウィナー 16本
アンフォーストエラー 21本
◆ワウリンカ
サービスエース 9本
ダブルフォルト 1本
ファーストサーブ成功率 61%
ファーストサーブポイント獲得率 82%
セカンドサーブポイント獲得率 75%
ブレークポイント勝率 1/3
ウィナー 25本
アンフォーストエラー 16本
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP1000 マドリード」での錦織圭
(Photo by Alex Pantling/Getty Images)