「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月5~12日/クレーコート)の大会5日目、男子シングルス3回戦で第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界34位のスタン・ワウリンカ(ス…

「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月5~12日/クレーコート)の大会5日目、男子シングルス3回戦で第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界34位のスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦。第1セットは3-6で錦織が落とした。

両者は過去に10度対戦しており、錦織が4勝6敗と負け越している。初戦となった2回戦で思わぬ苦戦を強いられた錦織だが、「まだ初戦なので、次からどんどん調子を上げていけたらなと思います」と試合後に語っていたように調子を上げ、ワウリンカに勝利して準々決勝に進むことができるのか、注目される。

第1セットはワウリンカのサービスゲームから始まった。第2ゲームで30-40とピンチを迎えた錦織。ダウン・ザ・ラインを決めようとしたがわずかにサイドアウトとなり、ブレークを喫してしまった。さらに第3ゲームもワウリンカにラブゲームでキープされ、立ち上がり3ゲームをワウリンカに連取されてしまう。

なんとか追いつきたい錦織だが、この日のワウリンカは絶好調で、錦織はコートを左右に走り回ってボールを追うが、なかなかチャンスに繋げることができない。

そして差を縮めることができないまま迎えた第9ゲーム。ここでもワウリンカのサービスゲームを破ることができず、3-6で第1セットを落とした。

このセット、ワウリンカのサービスゲームで錦織は2ポイントしか奪えなかった。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マドリード」での錦織圭

(Photo by David S. Bustamante/Soccrates/Getty Images)