「ムトゥア マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/5月4~11日/クレーコート)の大会6日目。女子シングルス準々決勝で、第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界18位ベリンダ・ベ…

「ムトゥア マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/5月4~11日/クレーコート)の大会6日目。女子シングルス準々決勝で、第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界18位ベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦する。試合は日本時間21時以降に開始予定だ。

両者の過去対戦成績は、ツアー本戦では大坂の0勝1敗。今シーズン3月の「BNPパリバ・オープン」で対戦し、大坂がストレートで敗れている。

大坂は、自身にとって今季クレーシーズン初戦となった「ポルシェ・テニス・グランプリ」でベスト4入り。今大会もベスト8進出を果たし、以前には本人が苦手と話していたクレーコートでも勝ち上がりを見せている。

対戦相手のベンチッチは、大坂と同じ1997年生まれで、2013年の全仏ジュニアとウィンブルドン・ジュニアで優勝。ジュニアの世界ナンバーワンとしての実績を引っさげて、プロデビューした選手。WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、大坂は前回の対戦前「彼女は、本当にジュニアのビッグスターでした。 そして今もスターです」と称賛した。

そんなベンチッチとの次戦について大坂は「彼女とクレーコートで対戦するのは、実際私にとって有利かもしれません。サーフェスは球足が遅く、彼女はライジングショットを打つので、それによって彼女の強みが若干活かせなくなる可能性があります」と話した。

大坂が「BNPパリバ・オープン」でのリベンジを果たし、出場2大会連続のベスト4入りなるか期待がかかる。

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(テニスデイリー編集部)

※写真は大坂なおみ(左:Photo by Alex Pantling/Getty Images)とベンチッチ(右:Photo by Julian Finney/Getty Images)