「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月5~12日/クレーコート)の大会5日目。男子シングルス3回戦で、第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界34位のスタン・ワウリンカ(…

「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月5~12日/クレーコート)の大会5日目。男子シングルス3回戦で、第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界34位のスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦する。試合は日本時間23時頃に開始予定だ。

今回が11度目の対戦となる錦織とワウリンカ、過去対戦成績は錦織の4勝6敗。最後に対戦した今シーズン2月の「ATP500 ロッテルダム」では、錦織がフルセットの末敗れている。

錦織は今大会初戦となった2回戦、24本ものブレークチャンスを作ったが、成功したのは5本と苦戦しながらも世界109位のウーゴ・デリエン(ボリビア)に7-5、7-5で勝利。

一方、対戦相手の元世界3位ワウリンカは1回戦で予選勝者の世界41位ピエール ユーグ・エルベール(フランス)を、2回戦で世界26位ギド・ペラ(アルゼンチン)を破っての勝ち上がりだ。

錦織は、2回戦後のインタビューで「ボールがすごく跳んだり跳ねたりするコートなので、それに徐々に合わせていけているかなとは思います。まだ初戦なので、次からどんどん調子を上げていけたらなと思います」とマドリードのコートの印象を語った。

また、次戦については「少しずつレベルを上げていきたいですね。もうちょっと自分から攻めたりできれば、チャンスは出てくると思います」と意気込んだ。

錦織が現在2連敗中の強敵ワウリンカに打ち勝ち、同大会2年ぶりのベスト8進出なるか注目だ。

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(テニスデイリー編集部)

※写真は錦織(左)とワウリンカ(右)

(Photo by Julian Finney/Getty Images)