「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月5~12日/クレーコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で世界109位のウーゴ・デリエン(ボリビア)を7-5、7-5で破り3回戦進…

「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月5~12日/クレーコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で世界109位のウーゴ・デリエン(ボリビア)を7-5、7-5で破り3回戦進出を果たした第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が、試合後のインタビューに答えた。

試合を振り返って錦織は「アップダウンがあってすごくタフな試合でした。僕がリードしたときにミスが相次いだこともありましたが、彼のプレーも良かったので。初対戦だったんですが、良い試合だったと思います」と語った。

錦織はこの試合、第1セットでは2ブレークアップで5-1とするも、5-5に追いつかれ、第2セットでも第9ゲームでブレークしながら追いつかれていた。また試合を通して5回ブレークしながらも、19本ものチャンスを逃した。

なかなかブレークしきれないところについて聞かれると「彼のサーブが良かったのでなかなかリターンを返せなかったのが苦しいところでした。彼のプレーが良かったのですが、諦めずにやっていました」と錦織は答えた。

マドリードのコートについては「ボールがすごく跳んだり跳ねたりするコートなので、それに徐々に合わせていけているかなとは思います。まだ初戦なので、次からどんどん調子を上げていけたらなと思います」と語った。

最後に次戦については「少しずつレベルを上げていきたいですね。もうちょっと自分から攻めたりできれば、チャンスは出てくると思います」と答えた。

3回戦で錦織はスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦する。両者の対戦成績は錦織の4勝6敗。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マドリード」での錦織圭

(Photo by Julian Finney/Getty Images)