「ムトゥア マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/5月4~11日/クレーコート)の大会4日目、女子シングルス2回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界73位のサラ・ソリベス…

「ムトゥア マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/5月4~11日/クレーコート)の大会4日目、女子シングルス2回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界73位のサラ・ソリベス トルモ(スペイン)と対戦。7-6(5)、3-6、6-0で大坂が勝利し、3回戦進出を果たした。

勝利した大坂はアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)と3回戦で対戦する。サスノビッチはアンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)を破っての勝ち上がり。大坂とサスノビッチは過去2度対戦しており、大坂の2勝0敗。2018年「全米オープン」では、6-0、6-0と大坂が1ゲームも許さずに完勝している。

第3セットはソリベス トルモのサービスゲームからスタート。大坂は第1ゲームでデュースの末にブレークに成功する。そして第2ゲームをキープすると、第3ゲームでもブレークに成功。2ブレークアップとし、この試合で初めてリードを保った。

さらに勢いに乗る大坂は、第5ゲームでも0-40と3本のブレークポイントを握ると、強烈なウィナーを決めてブレークし、5ゲームを連取して勝利まであと1ゲームと迫った。

そして大坂のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第6ゲーム。ここをしっかりとキープし、6-0で第3セットを奪って勝利を決めた。

この日の大坂は序盤から我慢を強いられるプレーの中、ミスも目立ってブレークするもすぐに追い上げられる展開が続いたが、第3セットになるとミスの増え始めたソリベス トルモから一気に6ゲームを連取して勝利をつかんだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ムトゥア マドリード・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Juan Carlos Lucas/NurPhoto via Getty Images)