「ムトゥア マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/5月4~11日/クレーコート)の大会2日目、女子シングルス1回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界33位のドミニカ・チブ…

「ムトゥア マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/5月4~11日/クレーコート)の大会2日目、女子シングルス1回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界33位のドミニカ・チブルコバ(スロバキア)と対戦。第1セットは大坂が6-2で先取した。

両者は過去に2度対戦しており、大坂が2勝0敗と負け無し。大坂は先月の「ポルシェ・テニス・グランプリ」では腹部の怪我のため、準決勝の試合前に棄権していた。インタビューでは怪我の具合が良くなっていると語っていた大坂だが、無事に初戦を突破することができるのか、注目される。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。第3ゲームでチブルコバに30-40とブレークポイントを握られた大坂は、一旦はしのいでデュースに持ち込んだが、その後もピンチは続き、最後は自身のダウン・ザ・ラインがサイドアウトになり、ブレークを許して追う立場となった。

しかし大坂は直後の第4ゲームでブレークバックに成功し、ゲームカウント2-2とすぐさま並んだ。さらに第6ゲームでも15-40と2本のブレークポイントを握ると、このチャンスをしっかりと活かしてブレークに成功。ゲームカウント4-2とブレーク1つリードを作った。

さらに第8ゲームで30-40とセットポイントを握った大坂だが、ここはしのがれてしまう。しかしデュースで粘って再びチャンスをつかむと今度はこのチャンスを活かし、6-2で第1セットを先取した。

大坂は先にブレークを許したものの、最後は5ゲーム連取で突き放した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ムトゥア マドリード・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Julian Finney/Getty Images)