4日開幕の「ムトゥア マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/5月4~11日/クレーコート)。その大会ドローが発表され、第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)は1回戦で、世界33位のド…

4日開幕の「ムトゥア マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/5月4~11日/クレーコート)。その大会ドローが発表され、第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)は1回戦で、世界33位のドミニカ・チブルコバ(スロバキア)と対戦することが決まった。

大坂はチブルコバとは、過去2勝0敗と負けなし。

4月末、大坂にとって今季クレーシーズン最初の大会であった「ポルシェ・テニス・グランプリ」ではベスト4入り。しかし、腹部の怪我のため残念ながら準決勝の試合前に棄権した。

WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、大坂は「少なくとも年に1回は、なっています。痛みがなくなるまでに数日かかりますが、それから私はさらに強化しなければなりません。どれぐらい裂けてしまったかによります。それほど深刻だとは思っていませんが、でもまだ少し心配です」とコメントしている。

怪我からの回復具合が心配ではあるが、過去には本人が苦手と話していたクレーでの勝ち上がりも見せている大坂。少しでも良い状態でマドリードの舞台に立ってくれることを願いたい。

なお、大坂とシード勢が順当に勝ち上がった場合、3回戦で第14シードのアネット・コンタベイト(エストニア)と、準々決勝で第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と、準決勝で第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と、決勝で第2シードのペトラ・クビトバ(チェコ)と対戦する可能性がある。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ポルシェ・テニス・グランプリ」での大坂なおみ

(Photo by Alex Grimm/Getty Images)