4日、東京六大学野球は第4週を迎える。リーグ戦の折り返しとなる対戦カードは法大ー立大、東大ー慶大。 立大は優勝候補の一角と言われながら、いまだに勝ち点がない。ドラフトを見据えるエース・田中誠也投手を、打線がどこまで援護できるかが注目される…

4日、東京六大学野球は第4週を迎える。リーグ戦の折り返しとなる対戦カードは法大ー立大、東大ー慶大。

立大は優勝候補の一角と言われながら、いまだに勝ち点がない。ドラフトを見据えるエース・田中誠也投手を、打線がどこまで援護できるかが注目される。一方、法大も慶大戦で勝ち点を落としており、優勝するためにはもう1試合も落とせない厳しい状態。両者ともに総力戦になることが予想される。

慶大には苦い記憶がある。2017年秋季リーグでは優勝を果たしたが、その開幕戦で東大に敗れたのだ。現在同率1位で並んでいる明大を突き放すためにも、このカードは2連勝が必須となる。鍵となるのは4年・柳町選手。現在リーグが率トップの“安打製造機”が、どこまで成績を伸ばせるか注目したい。「令和」を迎えて最初の試合、それぞれが自身の大学を背負い、目の前の白球と勝利を追っていく。