世界6位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)が「全仏オープン」を含むクレーコートシーズン全ての大会を欠場することを、自身のTwitterで発表した。アンダーソンは今シーズンの開幕戦「ATP25…

世界6位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)が「全仏オープン」を含むクレーコートシーズン全ての大会を欠場することを、自身のTwitterで発表した。

アンダーソンは今シーズンの開幕戦「ATP250 プネ」で見事優勝。しかし「全豪オープン」では右肘を痛め2回戦で敗れていた。その後も右肘の故障は長引き、出場を予定していた3大会を欠場して約2ヵ月試合から離れた。

それでも復帰戦となった「ATP1000 マイアミ」ではベスト8へ進出。結果を残し、復調の兆しが見えたかに思えた。しかし医師やチームと協議の上、「ウィンブルドン」を含む芝シーズンを万全に迎えるために今回の決断をしたという。

今回欠場を表明したのは、昨年出場した大会と同じ「ATP250 エストリル」、「ATP1000 マドリード」、「ATP1000 ローマ」、「全仏オープン」の4大会。昨年「ATP1000 マドリード」ではベスト4、「全仏オープン」ではベスト16の成績を残しており、550ポイントが失効する見込みとなる。

アンダーソンは昨年「ウィンブルドン」で準優勝を飾っており、万全の状態で迎えられることを祈るばかりだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」でのアンダーソン

(Photo by TPN/Getty Images)