「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月22~28日/クレーコート)の大会2日目、男子シングルス2回戦で第4シードの錦織圭(日本/日清食品)がテイラー・フリッツ(アメリカ)と対…

「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月22~28日/クレーコート)の大会2日目、男子シングルス2回戦で第4シードの錦織圭(日本/日清食品)がテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦。7-5、6-2で錦織が勝利し、3回戦進出を果たした。試合時間は1時間41分。

勝利した錦織は、第16シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、マレク・ジャジリ(チュニジア)、ギド・アンドレオッシ(アルゼンチン)のいずれか勝ち上がった選手と3回戦で対戦する。

フリッツは第1セットを終えたところで右太ももの付け根辺りに違和感があったのか、マッサージを受けていた。そして第2セットの第1ゲームをフリッツがキープしたが、途中で痛みに顔をゆがめる場面もあり、再びトレーナーを呼んでメディカルタイムアウトを取って治療を受けた。

第3ゲームで錦織は15-40と2本のブレークポイントを握った。1本はしのがれたが、続くプレーでサイドラインギリギリの見事なウィナーを決めて1ブレークアップとした。

錦織は第5ゲームでも30-40とブレークポイントを握ると、絶妙なドロップショットを決めてブレークに成功、ゲームカウント4-1とリードを広げた。

第6ゲームも危なげなくキープして5ゲームを連取した錦織。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームをしっかりとキープして6-2で第2セットを連取して勝利。3大会ぶりの白星で、3回戦進出を果たした。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 バルセロナ」での錦織

(Photo by David Ramos/Getty Images)