「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月22~28日/クレーコート)の大会2日目、男子シングルス2回戦で第4シードの錦織圭(日本/日清食品)がテイラー・フリッツ(アメリカ)と対…

「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月22~28日/クレーコート)の大会2日目、男子シングルス2回戦で第4シードの錦織圭(日本/日清食品)がテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦。第1セットは7-5で錦織が先取した。

両者は2016年の「メンフィス・オープン」(2018年から会場が変更され、現在は「ニューヨーク・オープン」)での決勝で1度対戦しており、そのときは錦織が勝利している。現在2大会連続で初戦敗退となっている錦織。過去に2回優勝している今大会バルセロナで、調子を取り戻して初戦突破なるか、期待がかかる。

第1セットはフリッツのサービスゲームから始まった。第2ゲームで6度のデュースに持ち込まれるも、ブレークポイントを与えることなくキープし、序盤3ゲームはお互いにサービスゲームをキープする流れとなった。

錦織は第4ゲームで30-40とピンチを迎える。1本はしのいだものの錦織のミスによってブレークを喫し、1ブレークダウンとされた。続く第5ゲームもフリッツにラブゲームでキープされ、チャンスを作ることができない。

まだ調子の出ない錦織は第6ゲームをキープしたが、ここまで錦織のサービスゲームはすべてデュースに持ち込まれている。

そんな中、続く第7ゲームでブレークポイントを握った錦織。フリッツのショットに食らいついてチャンスをつかむと、フリッツのショットがわずかにアウトになり、ブレークバックに成功。ブレークの数で並び、ゲームカウントは3-4となった。

第9ゲームでも錦織はブレークポイントを握ったが、ここはフリッツにしのがれてしまい、チャンスを活かすことができなかった。そして第10ゲームを危なげなくキープし、ゲームカウント5-5とした。

迎えた第11ゲームで0-40と絶好のチャンスをつかんだ錦織は、このチャンスをものにし、ついに1ブレークアップとした。そして続く第12ゲームをキープし、7-5で第1セットを先取した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 バルセロナ」での錦織

(Photo by David Ramos/Getty Images)