大坂なおみ(日本/日清食品)の前コーチであるサーシャ・バジンが、新たに世界66位のクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)のコーチに就任することが決まった。ムラデノビッチが自身のTwitte…

大坂なおみ(日本/日清食品)の前コーチであるサーシャ・バジンが、新たに世界66位のクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)のコーチに就任することが決まった。ムラデノビッチが自身のTwitterで発表している。

バジンは2017年のオフシーズンから2019年1月「全豪オープン」後まで、大坂のコーチとして活動。その間に「BNPパリバ・オープン」、「全米オープン」、「全豪オープン」という大きな3つのタイトルを大坂にもたらし、コーチ就任時には68位だった世界ランキングを頂点である1位に押し上げる立役者となった。

一方今回コーチとして支えることになったムラデノビッチは、大坂にとって世界1位としての初陣となった「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」で、大坂を破った選手。

現在はシングルスで世界66位だが、2017年10月にはキャリアハイ10位を記録。またダブルスではさらに活躍しており、キャリアハイは2位、現在も3位で、「全豪オープン」や「全仏オープン」を含む19個のタイトルを獲得している。

大坂を急成長させたバジンが、今度はムラデノビッチの戦績をどれだけ伸ばすか注目される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNPパリバ・オープン」でのムラデノビッチ(左)と大坂なおみ(右)

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)