「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会10日目、男子シングルス準決勝で第7シードのジョン・イズナー(アメリカ)が予選勝者の世界57位フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦。7-6(…

「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会10日目、男子シングルス準決勝で第7シードのジョン・イズナー(アメリカ)が予選勝者の世界57位フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦。7-6(3)、7-6(4)でイズナーが勝利し、決勝進出を決めた。試合時間は1時間53分。

今回が初対戦だった両者。イズナーは2018年「ATP1000 マイアミ」優勝者で、208cmの長身から破壊力満点のサービスを叩き込むビッグサーバーだ。

一方の18歳新星オジェ アリアシムは、2月の「ATP500 リオデジャネイロ」で、自身初のツアー決勝進出。今大会は予選から準決勝まで勝ち上がり、初のマスターズ1000ベスト4進出を決めている。

第1セット、イズナーは第7ゲームで先にブレークを許すも、第10ゲームでブレークバックに成功。タイブレークでは、粘るオジェ アリアシムを振り切りセットを先取した。

続く第2セット。またも先にブレークを許し、一時は2-5とリードを広げられたイズナー。その後第9ゲームでブレークバックに成功すると、第1セットに続きタイブレークに突入。

強力なサービスを武器にポイントを重ねるイズナーは、最後もエースを奪い勝利を決めた。この試合イズナーは、21本のサービスエースを記録。ダブルフォルトは2本だった。

ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、試合後にイズナーは「大会前に私は『キャリアの中でマスターズは1回しか優勝してないので、多分タイトルは守れないだろう』と話した。 でも今、あと1試合となった。だからうまくいけば、その発言を撤回できることになる。 ここまでのところは、上手くいっている」と語った。

イズナーは決勝で第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。両者は2015年以来の対戦となる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」でのイズナー

(Photo by TPN/Getty Images)