「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会10日目、男子シングルス準決勝で第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第20シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦。6-2、6-4でフェデラ…
「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会10日目、男子シングルス準決勝で第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第20シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦。6-2、6-4でフェデラーが勝利し、決勝進出を果たした。
勝利したフェデラーは決勝で第7シードのジョン・イズナー(アメリカ)と対戦する。前年覇者のイズナーはフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を破っての勝ち上がり。
第2セットもシャポバロフのサービスゲームから。第1セットを先取したフェデラーは勢いに乗ろうとするが、気持ちを切り替えたシャポバロフに第1ゲームをラブゲームでキープされ、チャンスを作ることができない。さらに第2ゲームで15-40とこの試合初となるブレークポイントを握られた。しかしフェデラーはこの状況でも落ち着いたプレーを見せてしのぐ。
そして続く第3ゲームでフェデラーは0-40とチャンスをつかむと、1本はしのがれたがブレークに成功し、このセットも序盤で主導権を握った。
その後はお互いにサービスゲームをキープする展開が続いたが、第7ゲームでロングラリーを制したフェデラーが30-40とまたもチャンスをつかむ。しかしここはシャポバロフのナイスプレーによってしのがれてしまった。
フェデラーは第8ゲームをラブゲームでキープし、ゲームカウント5-3と勝利まであと1ゲームと迫る。そして第9ゲームで30-0とポイントリードされたところから一気に追い上げてマッチポイントを握ったが、粘るシャポバロフにしのがれ、決めきることができない。
それでもフェデラーのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲーム、シャポバロフにチャンスを与えないフェデラーがここを取り、6-4で第2セットを連取して勝利を決めた。
これでフェデラーは優勝した「ATP500 ドバイ」、準優勝となった「ATP1000 インディアンウェルズ」に続き、3大会連続での決勝進出となった。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP1000 マイアミ」でのフェデラー
(Photo by TPN/Getty Images)