「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会10日目、男子シングルス準決勝で第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第20シードのデニス・シャポ…

「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会10日目、男子シングルス準決勝で第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第20シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦。第1セットは6-2でフェデラーが先取した。

両者は今回が初対戦。シャポバロフは「この対戦を夢見てきた」と語っていた。37歳のベテランフェデラーと19歳のシャポバロフという、年齢差18歳の両者。フェデラーは2回戦はフルセットにもつれたが、その後はストレートでの快勝を続けている。フェデラーが同大会4度目の優勝に向けて決勝進出を果たせるのか、期待がかかる。

第1セットはシャポバロフのサービスゲームから始まった。第1ゲームでフェデラーはデュースで粘ったがブレークはならず。しかし第3ゲームで3本のブレークポイントを握ったフェデラーは2本しのがれるもブレークに成功し、主導権を握った。

さらに攻め続けるフェデラーは第5ゲームでもブレークポイントを握ると、シャポバロフがダブルフォルト。これでフェデラーが2ブレークアップとした。

ゲームカウント5-1で迎えた第7ゲームでもシャポバロフのダブルフォルトにより15-40と2本のセットポイントを握ったフェデラーだが、ここはしのがれ決めきることができなかった。

それでもサービング・フォー・ザ・セットとなった第8ゲームを盤石のプレーでキープしたフェデラーが第1セットを6-2で先取した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」でのフェデラー

(Photo by TPN/Getty Images)