震災後の世界で生き抜くためのスキルが育つ!子どもがサッカーをプレーするメリットとはhttp://www.sakaiku.jp/column/mental/2016/012132.html「サッカーを通して、楽しみながら協調性やコミュニケーシ…

震災後の世界で生き抜くためのスキルが育つ!子どもがサッカーをプレーするメリットとは
http://www.sakaiku.jp/column/mental/2016/012132.html


「サッカーを通して、楽しみながら協調性やコミュニケーションなどを学んでほしい」

これは、宮城県名取市立愛島(めでしま)小学校の鈴木英典校長の一言です。

日本サッカー協会とキリン株式会社が協働で行う、東日本大震災の復興支援プロジェクト『JFA・キリンスマイルフィールド』。2011年9月から始まり、もうすぐ5年を迎えようとしています。

岩手、宮城、福島の全小学校を対象とするこの企画は、7月19日時点で691校を訪問しました。691校目の開催校となった宮城県名取市立愛島(めでしま)小学校は、東日本大震災後、児童数が急激に増えた地域にあります。鈴木英典校長によると、愛島小学校の学区は震災被害がそれほどなかったことから、県内外から移住者が急増。震災後5年で児童数が300人以上増え、全学年で835人が在籍しています。

前回記事から引きつづき、愛島小学校の子どもたちや、メインコーチを務めた元日本代表DF秋田さんからサッカーをプレーするメリットを教えてもらいましょう。(取材・文・写真 鈴木智之)

■震災を生き抜くために協調性やコミュニケーションを学んでもらいたい

691校目に選ばれた宮城県名取市立愛島(めでしま)小学校は、東日本大震災後、児童数が急激に増えた地域にあります。鈴木英典校長によると、愛島小学校の学区は震災被害がそれほどなかったことから、県内外から移住者が急増。震災後5年で児童数が700人ほど増え、全学年で835人が在籍しています。

愛島小学校で『JFA・キリンスマイルフィールド』を開催するきっかけとなったのは、以前、別の学校で体験した先生が校長に「子どもたちにとって、良い経験になるのでぜひやりましょう」と提案したことから始まります。鈴木校長は『JFA・キリンスマイルフィールド』の開催にあたり、「サッカーを通して、楽しみながら協調性やコミュニケーションなどを学んでほしいという想いから応募しました」と話します。


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