「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月6~17日/ハードコート)の大会最終日、女子シングルス決勝で第8シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と世界60位ビアンカ・…

「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月6~17日/ハードコート)の大会最終日、女子シングルス決勝で第8シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と世界60位ビアンカ・アンドレスク(カナダ)が対戦。6-4、3-6、6-4でアンドレスクが勝利し、自身初となるタイトルを獲得した。試合時間は2時間18分。

両者は今回が初の対戦。キャリア通算13勝目を狙うケルバーに対し、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した18歳の若きアンドレスクがフルセットの末に勝利した。

第1セット、第1ゲームでデュースの末にブレークに成功したアンドレスク。そこからお互いにブレークチャンスを迎えることなく、そのままアンドレスクが6-4で第1セットを先取する。

第2セットの第3ゲームで先にブレークポイントを握ったアンドレスクだが、ここはしのがれてしまう。そして続く第4ゲームでブレークを喫し、3-6で第2セットを落とした。

そして第3セットは激しいブレークの応酬となった。第5ゲームでケルバーにブレークを喫したが、続く第6ゲームでブレークバックに成功する。そして第8ゲームでアンドレスクがブレークすると、続く第9ゲームで3本のチャンピオンシップポイントをしのがれ、プレッシャーからかさらにケルバーにブレークバックされる。

しかし、続く第10ゲームで再び30-40とチャンピオンシップポイントを握ったアンドレスク。最後はケルバーのリターンがネットにかかり、アンドレスクが第3セットを6-4で奪って優勝を決めた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNPパリバ・オープン」で優勝が決まったときのアンドレスク

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)