世界7位の錦織圭(日本/日清食品)は現在29歳と節目の30歳に近づきつつある中で、30代でもいいプレーを目指していく姿勢を示した。錦織は1989年生まれで2007年からプロ生活を開始。すでに3…

世界7位の錦織圭(日本/日清食品)は現在29歳と節目の30歳に近づきつつある中で、30代でもいいプレーを目指していく姿勢を示した。

錦織は1989年生まれで2007年からプロ生活を開始。すでに30代に入っている世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2位のラファエル・ナダル(スペイン)、4位のロジャー・フェデラー(スイス)らを後から追いかけてきている世代だ。

錦織は今回、記者からのフェデラーやナダルのように30代になっても非常にいいプレーをし続けることを目指しているのかとの質問に対して、「もちろんだ」と回答。来年以降への強い意気込みを示した。

現在ではトップ層に30代の選手も多く 、32歳のナダルや37歳のフェデラーのほかにも、31歳のジョコビッチ、現在5位で30歳のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、6位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)、9位で33歳のジョン・イズナー(アメリカ)と30代の選手が活躍する余地はまだまだ多そうだ。

さらに錦織は、フェデラーやナダルについて「彼らを見ると、今もさらにいいプレーをしていて、まだ成長し続けている。ロジャー(・フェデラー)のように35歳前後のあんなに大勢の選手が、いまだにすごくタフなプレーをしている。そのことも、より長くツアーでプレーしようという、僕自身のモチベーションになっている」と語り、今後への意気込みを語った。

また錦織は自身についてまだ若いと感じており、多くのチャンスもあると見ているとした上で、「年を追うごとに向上していける。あと数年プレーするのを本当に楽しみにしている」と意欲を保っているようだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」での錦織

(Photo by Yong Teck Lim/Getty Images)