「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)の大会7日目、男子シングルス4回戦で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界11…

「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)の大会7日目、男子シングルス4回戦で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界113位のフィリップ・クライノビッチ(セルビア)と対戦。6-3、6-4のストレートで勝利し、ベスト8進出を決めた。試合時間は1時間26分。

両者は2017年の「ATP1000 パリ」準々決勝で対戦予定だったが、ナダルが膝の故障のために棄権しており、今回が初対戦となった。

第1セットの第2ゲームで早々にブレークに成功したナダル。第5ゲームでブレークバックを喫するも、続く第6ゲームで再びブレークし、6-3で第1セットを先取した。

続く第2セットでも第3ゲームでナダルが先にブレークに成功すると、その後はクライノビッチにブレークチャンスを与えることなくサービスゲームをキープ。そしてそのリードを保ったまま第2セットを6-4で連取して勝利を決めた。

ナダルはファーストサーブの成功率が第1セットで43%と低かったが、セカンドサーブでのポイント取得率が75%と高く、また第2セットではファーストサーブの成功率を71%と調子を上げており、クライノビッチに対して終始優位に試合を進めていた。

勝利したナダルは、第8シードのジョン・イズナー(アメリカ)と第12シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)の勝者と準々決勝で対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」でのナダル

(Photo by TPN/Getty Images)