「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が、世界4…

「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が、世界40位の同胞スタン・ワウリンカ(スイス)と対戦。6-3、6-4のストレートでフェデラーが勝利し、ベスト16進出を決めた。試合時間は59分。

両者は25度目の対戦。今回の勝利でフェデラーの22勝3敗となった。なお、ワウリンカが最後に勝利したのは、2015年の「全仏オープン」。

フェデラーは2月の「ATP500 ドバイ」でツアー通算100勝を達成。一方の元世界3位ワウリンカは「ATP500 ロッテルダム」で準優勝、「ATP500 アカプルコ」でベスト8入りし、2018年6月には263位まで落ちていた世界ランキングを上げてきている。

第1セット、序盤から両者片手バックハンドの激しいラリーを披露。見応えのあるプレーで会場を沸かせた。第4ゲームで、フェデラーはブレークポイントをしのがれたが、その後第6ゲームでブレークに成功。そのまま盤石のプレーでキープを重ねセットを先取した。

続く第2セットでも、フェデラーが主導権を握る。第3ゲームでブレークに成功したフェデラーは、その後第1セット同様にキープを重ねる。そして迎えたサービング・フォー・ザ・マッチ。フェデラーはここをラブゲームでキープしベスト16進出を決めた。

この試合、フェデラーは一度もブレークポイントを握らせることなく、勝利した。

続く4回戦では、フェデラーは第22シードのカイル・エドマンド(イギリス)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」でのフェデラー

(Photo by Yong Teck Lim/Getty Images)