「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月6~17日/ハードコート)の大会7日目、女子シングルス4回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第23シードのベリンダ・…

「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月6~17日/ハードコート)の大会7日目、女子シングルス4回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第23シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦。第1セットは3-6で大坂が落とした。

両者はツアー本戦では今回が初対戦となるが、2013年に下部大会で対戦。その時は大坂がストレート勝利している。また、2017年末から行われていた国別対抗大会「ホップマンカップ」ではストレートで敗れている。ベンチッチはジュニアの世界ナンバーワンとしての実績を引っさげてプロデビューした、実力は折り紙付きの選手。彼女との同世代対決を制し、ベスト8進出を果たせるのか、期待がかかる。

第1セットは大坂のサービスゲームから。第1ゲームでいきなりのブレークを喫してしまった大坂。第2ゲームはベンチッチにあっさりとキープされ、ブレークバックのチャンスをつかむことができない。しかし崩れることなく、第3ゲームはしっかりとキープして次に繋げた。

しかし第4ゲームでもベンチッチの隙を突くことができない大坂は、第5ゲームで30-40とまたもピンチを迎えてしまった。なんとかしのいでデュースに持ち込んだ大坂だが、3本目のブレークポイントをしのぎきれずに2ブレーク目を許し、ゲームカウント1-4とされた。

第6ゲームでもベンチッチからブレークポイントを握ることができなかった大坂だが、第7ゲームはなんとかキープした。大坂はこの苦しい状況でも時おり笑顔を見せており、まだ心が折れてないように見えた。

そしてベンチッチのサービング・フォー・ザ・セットとなった第8ゲーム。ここで大坂はこの試合初となる2本のブレークポイントを握ると、ベンチッチのダブルフォルトでブレークを1つ返し、ゲームカウント3-5となった。

1つブレークを返した大坂は、第9ゲームの1プレー目で激しいラリー戦を制して勢いに乗ろうとするが、このゲームでもブレークを喫し、第1セットを3-6で落とした。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNPパリバ・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)