「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界67位のホベルト・ホルカシュ(ポーランド)と対戦。6-4、…

「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界67位のホベルト・ホルカシュ(ポーランド)と対戦。6-4、4-6、3-6で錦織が敗れ、3回戦敗退となった。

勝利したホルカシュはこの後に行われる第10シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と第24シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)の勝者と4回戦で対戦する。

第3セットもホルカシュのサービスゲームからスタート。第2セットを落として追いつかれた錦織だが、第1ゲームでブレークポイントを握ると、32本のラリーの末にウィナーを決めてブレークに成功した。しかし、直後にホルカシュにブレークバックを喫し、リードを守ることができなかった。

さらに第4ゲームでも15-40と2本のブレークポイントを握られた錦織。しかし激しいラリーの末に2本ともしのいでデュースに持ち込み、ここもラリーを制してキープした。激しい錦織の攻めと、どんな球も食らいついて返そうとするホルカシュのプレーに会場から歓声が上がった。

そして第6ゲームでも錦織は自身のダブルフォルトで15-40とピンチを迎えてしまった。1本はしのいだが、またもダブルフォルトをしてしまい、ブレークを許してしまう。

なんとかブレークバックしたい錦織だが、第7ゲームでチャンスを作ることができずにゲームカウント2-5と追い込まれる。第8ゲームはキープした錦織だが、続く第9ゲームがホルカシュのサービング・フォー・ザ・マッチとなった。ここで錦織はデュースまで粘るもブレークチャンスを作ることができず、第3セットを3-6で落として3回戦敗退。ドバイでの借りを返すことができず、対ホルカシュ戦は0勝2敗となった。

錦織は第1セットはミスも少なかったが、徐々にホルカシュが粘り強くラリーをするとミスが増えていった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」での錦織圭

(Photo by TPN/Getty Images)