「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス3回戦で世界74位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、世界58…

「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス3回戦で世界74位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、世界58位フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦。6(2)-7、6-4、7-6(5)のフルセットで西岡が勝利し、ベスト16進出を決めた。試合時間は2時間55分。

両者は今回が初めての対戦。2回戦で西岡は、第21シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)にストレート勝利。一方の、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の18歳オジェ アリアシムは、2月の「ATP500 リオデジャネイロ」で、初のツアー決勝進出を果たした期待の若手だ。

第1セット、西岡は相手の強烈なショットに苦しめられながらも、持ち前の粘り強さを見せキープを重ねる。しかし、両者譲らず突入したタイブレークでは、3連続ポイントを許すと、その後リードを奪えずセットを落とした。

続く第2セット。第1セットと流れは変わり、両者ブレークを奪い合う展開。お互い2度ブレークし、西岡の5-4で迎えた相手のサービスゲーム。ここで2本のダブルフォルトもあり、西岡はこのセット3度目のブレークに成功、第2セットを奪い返した。

第2セットでは、途中で雨が降り始め一時中断する場面もあったが、西岡はリズムを崩さず。

勝負の第3セット、西岡が2度のブレークに成功し、5-1で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチ。ここを落とした西岡は、さらにブレークを返されタイブレークでの決着となった。

タイブレークでは、西岡が先行するも、一時逆転され3‐5に。しかしそこから4ポイントを連取し、見事勝利を決めた。

勝利した西岡はミオミル・キツマノビッチ(セルビア)と4回戦で対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」での西岡

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)