「BNPパリバ・オープン」では、2度優勝した経験を持つセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)。今大会3回戦は、第20シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)との対戦となった。しかし、ウイルス性疾患の…

「BNPパリバ・オープン」では、2度優勝した経験を持つセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)。今大会3回戦は、第20シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)との対戦となった。しかし、ウイルス性疾患のためにセレナが途中棄権し、ムグルッサが4回戦進出を決めた。

この試合、第1セットで、3-0とたちまちリードを奪ったものの、その後6ゲームを連取され第1セットを落としたセレナ。

AP通信によると、セレナは「スコア上はいいスタートが切れたように見えたかもしれませんが、体調は全く優れませんでした」と語った。

セット間のコートチェンジの際に、セレナはトレーナーを呼んだ。その後、試合が再開されたものの、第2セットの第1ゲームが終了後にセレナが途中棄権し、3回戦敗退となった。

「試合前から気分が優れず、時間が経つにつれてどんどん悪化していきました。強烈なめまいと疲労感に襲われました」と振り返ったセレナ。今後については「回復して、マイアミに向けて準備を始めることに集中します」と語った。

一方のムグルッサは、セレナは試合開始直後から「とても試合を支配していた」と認めた。

続けて「コート上での自分のポジション取りや打ち方を少し調整しなければならず、それがある程度できるようになるまで数ゲームかかりました」「それができるようになったら、ずっと楽になりました」とムグルッサは語った。

(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNPパリバ・オープン」でのセレナ

(Photo by TPN/Getty Images)