「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界52位のア…

「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界52位のアドリアン・マナリノ(フランス)と対戦。第1セットは6-4で錦織が先取した。

両者は昨年の「ATP1000 パリ」で初対戦。そのときは7-5、6-4で錦織が勝利している。ATP(男子プロテニス協会)公式サイトのインタビューで「この2大会(インディアンウェルズと次のマイアミ)は僕にとって非常に重要な大会です。いいプレーができればと思っています」と意気込んでいた錦織。初戦を突破し、3回戦進出を果たせるのか、期待がかかる。

第1セットは錦織のサービスゲームから始まった。序盤3ゲームをお互いにキープし、迎えた第4ゲームで錦織が15-40と2本のブレークポイントを握るとブレークに成功する。

しかし、続く第5ゲームで15-40とマナリノに2本のブレークポイントを握られてしまう。このピンチにも落ち着いて対応した錦織がデュースに持ち込んだが、マナリノにアドバンテージを奪われると、錦織が痛恨のダブルフォルト。ブレークバックを喫してしまった。

錦織は第8ゲームでデュースまで追い上げるも、ブレークポイントを握ることはできず、リードを作ることができない。

そしてゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームで錦織は長いラリーを制して30-40とセットポイントを握った。ここはマナリノの好サーブにしのがれたが、デュースで粘る錦織が3度目のセットポイントを握ると、最後はマナリノのショットがロングになり、錦織が6-4で第1セットを先取した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」での錦織圭

(Photo by John Cordes/Icon Sportswire via Getty Images)