「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月6~17日/ハードコート)の大会4日目、女子シングルス2回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界65位のクリスティー…

「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月6~17日/ハードコート)の大会4日目、女子シングルス2回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界65位のクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)と対戦。6-3、6-4で大坂が勝利し、3回戦進出を果たした。

勝利した大坂は3回戦で、第25シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)と対戦する。コリンズはキルステン・フリプケンス(ベルギー)を破っての勝ち上がり。

第1セットはブレークのピンチを1本のみに抑えて守り切った大坂。第1セットを終えた後、大坂の元に新しくコーチに就任したジャーメイン・ジェンキンスコーチが訪れ、固く握手を交わした後にオンコートコーチングを行っていた。

そして迎えた第2セットはムラデノビッチのサービスゲームから。第1セットを先取した大坂がこのセットも序盤から優位に試合を進め、第3ゲームでブレークに成功し、1ブレークアップとした。

第6ゲームで30-40とブレークポイントを握られた大坂。このピンチを見事なサービスエースで切り抜けると、ラリーを制してサービスゲームをキープし、ゲームカウント4-2とした。

さらに大坂は第7ゲームで15-40と2本のブレークポイントを握った。ここはムラデノビッチのサービスエースと見事なアングルショットでしのがれてしまったが、デュースになるとムラデノビッチのショットが2連続でネットにかかり、大坂が2ブレークアップとした。

そして大坂のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲーム。ここで大坂は、新たな試みでドロップショットを見せるが、最後はダブルフォルトで一つブレークを返される。それでも第10ゲームはキープし、2月の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」で敗れたムラデノビッチにリベンジを果たした。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」での大坂なおみ

(Photo by Fred Lee/Getty Images)