現地の9日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月6~17日/ハードコート)の大会4日目。第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が、初戦である2回戦に登場する。相手は世界65位のクリスティーナ・ムラデノビッチ(フ…

現地の9日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月6~17日/ハードコート)の大会4日目。第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が、初戦である2回戦に登場する。相手は世界65位のクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)。

大坂は奇しくも、2月の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」では初戦敗退を喫した相手と再び対戦へ。しかし本人はポジティブに試合に向かう準備ができているようだ。

WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、大坂は「今回はドバイとは違った試合になると思います」と話した。

「今はもう、あの時ほどの肩の重みは感じていませんし、ここでの時間を楽しんでいます」

前年の「BNPパリバ・オープン」でツアー初優勝を飾った大坂。ここでの優勝を皮切りに、その後グランドスラム2大会連続優勝を果たした。2018年の同大会時は世界ランキング44位だったが、今回は世界1位。そしてディフェンディングチャンピオンとして臨むことになる。

大坂は次のように自身の考えを話している。

「私の周りにいる人たちみんな、すごく私をサポートしてくれています。彼らは2連覇についての話はしません。私たちはただ前に進み続けたい。タイトルを守るということではなく、新たにもう一つ勝ち取るということです」

新しいコーチとの新体制で今大会に挑む大坂。ツアー初優勝を飾った思い出の大会で、はつらつとしたプレーを見せてくれることに期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNPパリバ・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)