日本人初のグランドスラムシングルス優勝を果たした「全米オープン」後、最初のグランドスラムとなる「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)に臨む大坂なおみ(日本/日清食品)。記者会見で意気込みを語った。「全…

日本人初のグランドスラムシングルス優勝を果たした「全米オープン」後、最初のグランドスラムとなる「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)に臨む大坂なおみ(日本/日清食品)。記者会見で意気込みを語った。

「全豪オープン」公式サイトによると、大坂は同大会について「ここへ来るのはいつも幸せです。ここは私が予選を勝ち抜いて、初めて本戦に出場できたグランドスラムですから。特別な思い出がたくさんあります。それにハードコートで、私が一番好きなサーフェスです。ここでの練習もいい感じです」と思い入れを語った。

また、今大会での目標について「私はもちろん、一歩ずつ進んでいかなければならないと感じています。グランドスラムの1回戦で負けたい人なんていないと思います。それが目の前の目標になります」と話し、まずは1回戦に集中しているようだ。

そして「そこから先、3回戦には数え切れないほど進出しました。それが次の目標になるでしょう。その後はできれば準決勝へ。そこまで行けば、決勝進出や優勝について考えることができます」「いい選手がたくさんいて、誰もがこの大会で優勝したいと思っています。私の頭に最初に浮かぶのは、優勝ではありません」と話した。

大坂は1回戦で、世界ランキング86位のマグダ・リネッテ(ポーランド)と対戦予定。両者は2018年「シティ・オープン」で1度対戦しており、その時大坂は敗れていた。

大坂はリネッテとの対戦について「あの時、私はたくさんアンフォーストエラーをおかしてしまいました。火曜日に彼女と対戦する時は、そのことを念頭に置かなければならないと思います。だから、リターンなどたくさん練習しなければなりません」と話した。

「全米オープン」覇者として上位進出にますます期待がかかる中、大坂が力強いプレーを見せることに期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」記者会見での大坂

(AP Photo/Mark Schiefelbein)