「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス準決勝で第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界27位のレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)と対戦。2-6、4-6のストレート…

「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス準決勝で第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界27位のレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)と対戦。2-6、4-6のストレートで大坂が敗れ、準決勝敗退となった。試合時間は1時間5分。

第2セットも大坂のサービスゲームから。第1セットを2-6と2ブレークダウンで終えた大坂は、第2セットに入ってもファーストサーブに苦しむ。第1ゲームで2本のブレークポイントを握られた大坂は、1本しのいだものの、またしてもダブルフォルトでブレークを喫してしまった。

なんとか反撃のチャンスをつかみたい大坂だが、第2、第4ゲームいずれもラブゲームでキープされてしまう。しかし第6ゲームでついに15-40と2本のブレークポイントを握った。この試合で大坂がつかんだ初めてのチャンスだったが、いずれもツレンコにしのがれてしまい、ゲームカウントは2-4となった。

第8ゲームで大坂は15-30とポイントリードをするも、ツレンコのサーブに阻まれてチャンスをつかむことができない。

そして第9ゲームでツレンコに2本のマッチポイントを握られた大坂。このピンチに大坂はここ一番のエースを決めてデュースに持ち込み、なんとかキープした。

続く第10ゲームがツレンコのサービング・フォー・ザ・マッチとなった。直前にバジンコーチのコーチングを受けた大坂だが、最後までツレンコのサービスゲームを破ることができず、第2セットも4-6で落として準決勝敗退となった。

勝利したツレンコは、この後に行われるカロリーナ・プリスコバ(チェコ)とドナ・ベキッチ(クロアチア)の勝者と決勝で対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ブリスベン国際」準決勝での大坂

(Photo by Bradley Kanaris/Getty Images)